テーマ:読書

アヘン王国潜入記

 「謎の独立国家ソマリランド」を読んだときに、次に読みたいなあと思いつつも忘れていたのだが、「クレージージャーニー」で著者の高野氏が取り上げられたので購入した。  アヘン王国潜入記と言っても、アヘン(ヘロイン)の製造密売ルートの話ではない。そんなものに取り組んだら、真偽不明の薄っぺらい話になるか、生きて帰ってこれないかのどちらかだろう…
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謎の独立国家ソマリランド

 陸はリアル北斗の拳、海はリアルONE PIECE。R25の書評に興味を持って買ってみた。  ソマリランドとは、アフリカの角と呼ばれる地域にあり、1991年にソマリアからの独立を宣言(承認した国はないようだが)。ソマリアといえば、アメリカを中心とする国連の平和執行部隊が派遣されたが、手に負えず撤退。沿岸には海賊が跋扈し、自衛隊が派遣さ…
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敵は海賊 海賊の敵  著者:神林長平

 海賊・ヨウ冥がヨウ冥神をつぶすために行動し、それに海賊課のラテル/アプロ/ラジェンドラが絡むストーリーなのだが、いまいち!  神は一瞬しか出てこないし、ヨウ冥教信者も大したことはしないので、ヨウ冥がヨウ冥神をつぶす動機がピンとこない。もっと、降臨の気配というか前兆を描いた方が良いのでは。またはポワナを前面に出した方が、面白くなったよ…
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外資系はつらいよ

 時間つぶしにふらっと立ち寄った書店で見つけた。  『この物語は、英語がダメ、留学経験もなしのうら若きOLずんずんさんが、ラッキーパンチで外資系金融機関に入り込み、ちょっと変わった企業文化の中で奮闘する姿を描いた「ほぼ実話です」』  いきなり直属上司がXXされる話から始まる、笑えるマンガだ。外資で働いた経験がないからどこまで実話かわ…
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ぼくらの 11   著者:鬼頭莫宏

 ぼくらの 戦いが終わる  死の恐怖とひとりで向き合うウシロ、口は悪いがさりげなく励ます?コエムシ。  そして戦闘が始まる。『恐れを知らない戦士』ではなく、『ママに甘える、ダダっ子』でもなく、『恐れを知る戦士として』立ち向かう。  以前に「中途半端な救いはぶち壊し」とは書いたが、さすがは鬼頭莫宏、最後までひどいなあ!  …
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ぼくらの 10   著者:鬼頭莫宏

 ウシロとマチが契約し、次のパイロットはマチと決まる。  ウシロの椅子は、一瞬、なんだこれ?と思ったが、コクピットのシートか。ウシロなりの”母”とカナへの想い、けじめなのだろう。くどくどとセリフで説明しないところが良いね。  その次は、マチとコエムシの過去が語られるかと予想していたが、”ぼくらの”家族を訪ねる旅が始まる。死を前にした…
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ぼくらの 9   著者:鬼頭莫宏

 次のパイロットに選ばれたのは、なんと契約していなかったはずのカナ!カナが契約していたと知り、驚き、混乱する、ウシロ。思わず殴ろうとするが、カンジが告げた真実がその手を止める。  そして明らかになってくる、コエムシとマチの関係と、ウシロの母親の存在。このあたりの設定は、原作とアニメは基本的に同じ。そして、予想通り、アンコの父親が再登場…
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ぼくらの 8   著者:鬼頭莫宏

 アンコの戦いが終わる。設定では派手めの外観だが、さびしがりやだよね。しかし、相手の「見切り」の裏をかくとは、意外と頭脳的な作戦だ。  コモに引き続き、父と娘の話となった。アンコも健気だし、良い話だとは思うが、これだと母親の立場がないのでは?まあ、話を引き締めるためにはやむをえないか。  ディレクターの「一人あたりたい人間がいるんだ…
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大本襲撃

大本襲撃 出口すみとその時代(著者:早瀬圭一)  タイトルだけでは内容の見当がつかない人が多いと思うが、昭和10年(1935年)の大本(おおもと)教弾圧事件をテーマにしたノンフィクションである。出口すみは、二代教主。  私自身は、大本襲撃(だいほんしゅうげき)と読んだほど、大本教についてまったく知識が無かった。冒頭で少し説明されてい…
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戦争広告代理店

著者:高木徹  でっちあげなどしなくても、編集と演出で白を黒とするなどたやすいことだと知っていたが、それを実例で示したドキュメントである。メディア&ネットリテラシーの良い教科書にもなると思う。  この本には、ボスニア・ヘルツェゴビア共和国の依頼を受けた、アメリカのPR会社であるルーダー・フィン社のジム・ハーフが、巧みなPRによって、…
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戦争請負会社

著者:Peter Warren Singer、翻訳:山崎敦  原題は「Corporate Warriors」で、民営軍事請負企業(PMF:Praivatized Military Firm)を対象とした本である。イラク関連の報道で、その存在は知っていたが、これ程の力を持っていたとは!  警備、軍事作戦、訓練(兵士だけではなく将校まで…
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CONTENT'S FUTURE

CONTENT'S FUTURE ポストYouTube時代のクリエイティビティ(著者:小寺信良、津田大介)  「クリエイティブ・コモンズ・ライセンス」で発売というのに興味を持ち、読んでみることにした。「通信と放送は融合すべきだ」とか言って、TV局(そうでなければJASRAC)を非難して一丁あがりみたいな、安っぽい話だったら嫌だなあ…
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武装解除 紛争屋が見た世界

著者:伊勢崎賢治  著者は、国連PKOミッションに加わり、東チモールでは暫定政府の知事を務め、シエラレオネ(西アフリカ)ではDDRの責任者を務める。そしてアフガニスタンでは日本政府の特別顧問としてDDRを担当する。  DDRとは、Disarmament Demobilization & Reintegration(武装解除、動員解除…
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水爆搭載機水没事件 -トップ・ガンの死-

著者:ドウス昌代  1965年、アメリカの空母から核兵器を搭載した艦載機がパイロットごと転落し、機体とパイロットは回収できなかった。1981年に米国防総省が過去の核兵器事故を公表したときは、事故現場は太平洋海上とされていた。しかし、グリーンピースが、実は沖縄沖であることを突き止め、1989年に公表する。  公式の事故調査では、機体の…
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沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ四

著者:夢枕獏  いよいよ、クライマックスの宴。ただし、宴の後も、空海が日本への帰途につくところまで物語は続く。  宴の場面は、美しい音楽が聞こえてくるような描写なのだが、終わらせ方がいまひとつ気に入らない。ああいう終わらせ方をするにせよ、黄鶴の登場後に、もうひと盛り上げが欲しかった。前巻からの続きの、黄鶴と高力士の会話の方が、感動し…
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沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ三

著者:夢枕獏  前巻の阿倍仲麻呂の手紙に続いて、高力士が阿倍仲麻呂に宛てた手紙が出てくる。高力士は、史実では楊貴妃を処刑した人物。手紙の中の、黄鶴と高力士の会話からは、人の哀しみが伝わってくる。また楊貴妃の美しさを、描写する箇所もすごい。楊貴妃といえば美女として名高いが、容姿を細かく説明していないのに、その美しさが伝わってくる。  …
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ぼくらの 1~7巻&アニメ

著者:鬼頭莫宏  15人の少年少女が、地球を守るために巨大ロボットに乗って戦う。ありがちな設定だが、まったくありがちでない物語。予断を持ちたくなかったので、アニメ放送が終わるまで、買うのを待っていた。  「子供達がやけに冷静でリアリティがない」という意見がある。勝てば助かるが負ければ死という状況だと、「負けたくない(死にたくない)」…
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沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ二

著者:夢枕獏  空海は、長安で起こる怪異と、楊貴妃の死との関係を調べ始める。それを妨害しようとする者や、唐の政治情勢が絡み、いよいよ話は盛り上がってくる。巻ノ一と同様に、一晩で読みきってしまった。  そして巻末では、阿倍仲麻呂が李白に宛てた手紙というのが出てくる。史実では、長安から逃亡する途中で、楊貴妃は処刑されているのだが、実は・…
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沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ一

著者:夢枕獏  空海が密教を求めて唐に渡っていたころを舞台にした物語。空海は野心と才気に満ちた人物として描かれている。行動を共にするのが、同じ留学生の橘逸勢。性格は異なるが、『陰陽師』の清明と博雅のコンビに似ている。  巻ノ一は、物語のさわりに過ぎない(それにしては長いが)という印象だ。空海が到着する前後に、さまざまな怪異が、長安で…
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ブリエアの解放者たち

著者:ドウス昌代  タイトルからは内容が推測できないが、第二次世界大戦時の日系二世部隊をテーマにしたノンフィクション。「ブリエア」は、二世部隊が開放したフランスの町の名前である。著者は日系人かと思っていたが、渡米してアメリカ人と結婚した女性。  真珠湾攻撃後、アメリカの日系人たちは強制収容所に入れられた。忠誠を証明するために志願した…
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真剣師 小池重明

著者:団鬼六  う~ん、暑くて車に乗る気分にならない。真剣師とは、金を賭けて将棋をする人のこと。著者は将棋雑誌の編集長をしているときに、小池重明に出会う。  小池重明は数々の真剣に勝ち、アマチュアの将棋大会で何度も優勝したばかりではなく、プロ棋士との勝負にも勝利し、新宿の殺し屋と呼ばれる。しかし将棋は強いが、生活はめちゃくちゃ。一晩…
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ゆとりの法則

副題:誰も書かなかったプロジェクト管理の誤解 著者:トム・デマルコ、翻訳:伊豆原弓  「ピープルウェア」で、作業環境や組織の人間関係などが、生産性に大きく影響を与えると主張した、トム・デマルコ氏の著作。この本では「どうすれば効率化できるか」ではなく、ありがちな効率化施策が、逆効果を与えていることが述べられている。  原題は、「Sl…
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億万長者はハリウッドを殺す

著者:広瀬隆  近代史の主要な登場人物と、アメリカの超大財閥(モルガン、ロックフェラー)との関係を明らかにし、歴史の新たな見方を提供している。  関係者の縁戚関係や就いていた役職を調べ上げて、歴史上の様々な事件が、2つの財閥の利益追求(金儲け)によって引き起こされたと主張している。世論操作の手段として映画産業を利用し、邪魔な映画人…
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EATER

著者:うすね正俊紅丸変身ひとりぼっちのダニー嵐の始まり青子の夢最後の夏 私が購入したのは集英社出版なので5巻構成だが、その後、エンターブレインから4巻構成?で再販されている。うすね正俊の作品としては、アニメ化された「砂ぼうず」の方が有名かもしれない。  人間の霊魂を食料とする宇宙人が、人間社会の間に潜伏していた。この宇宙人一族からは、…
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敵は海賊 正義の眼

著者:神林長平  シリーズとしては10年ぶり?そんなに間が空いてたか。しかし、10年ぶりにしては期待はずれ。主役たちの行動や性格が変わってしまったように思える。 敵役に魅力が無い タイトルは「敵は海賊」だが、直接の敵は海賊以外のことが多かった。天使と魔鬼(海賊版)、人間を猫にも変えられるシステム(猫たちの饗宴)、不死の男(海賊たちの…
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カムイ伝

著者:白土三平  江戸時代の架空の藩、日置藩に生まれた非人のカムイ、下人の正助、武士の竜ノ進の成長と戦いが描かれている。全15巻に加え、外伝(アニメ化もされた)やカムイ伝2も出版されている。  カムイは自由を求めて忍び(忍者)になるが、忍びは権力者の道具に過ぎないことに気づく。そして、抜け忍という、終わりのない逃亡の道を選ぶ。  …
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銀河ヒッチハイクガイド

著者:ダグラス・アダムズ銀河ヒッチハイクガイド宇宙の果てのレストラン宇宙クリケット戦争 紹介するのが難しいが、強いて言えばSFどたばたコメディかな。第1巻の冒頭で、いきなり地球が破壊される。唯一生き残ったアーサー、地球に来ていた銀河ヒッチハイクガイドの記者フォード、トリリアン、なぜか頭が二つあるザフォド、ロボットのマーヴィンが、宇宙船<…
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石の花

著者:坂口尚。侵攻編、抵抗編、内乱編、激戦編、解放編の全5巻。  1941年、ユーゴスラビア(地図のあたり)にドイツが侵攻したところから、話が始まる。主人公のクリロは、攻撃に巻き込まれ、逃げ惑ううちに、チトー率いるパルチザンに加わる。二重スパイとして活動するクリロの兄イワン、イワンの友人でドイツ軍将校マイスナー、クリロの同級生でマイス…
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失敗の本質 日本軍の組織的研究

著者:戸部良一、寺本義也、鎌田伸一、杉之尾孝生、村井友秀、野中郁次郎  日本は国力に大差があったがゆえに敗北しただけではなく、「どうひいき目に見ても、すぐれた戦いをしたとはいえない(序章)」、というのが、著者たちの主張である。  第一章では、ノハンモン、ミッドウェー、ガダルカナル、インパール、レイテ、沖縄作戦の、敗北ではなく失敗を分…
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F1 地上の夢

著者:海老沢 泰久  ホンダが始めてF1に参戦したときから、中止、再開を経て、1986年にコンストラクターチャンピオンになるまでの話。  F1プロジェクトが動き始めた1963年のホンダは、二輪のレースでは既にコンストラクターチャンピオンになっていたが、四輪車は1台も販売していなかった。当然のごとく、自動車製造のノウハウなどないから、…
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