ぼくらの 8   著者:鬼頭莫宏

 アンコの戦いが終わる。設定では派手めの外観だが、さびしがりやだよね。しかし、相手の「見切り」の裏をかくとは、意外と頭脳的な作戦だ。
 コモに引き続き、父と娘の話となった。アンコも健気だし、良い話だとは思うが、これだと母親の立場がないのでは?まあ、話を引き締めるためにはやむをえないか。
 ディレクターの「一人あたりたい人間がいるんだ(7巻)」という言葉は、コモの父親のことだったのか。また畑飼がでてくるのかという、嫌な予感が外れて良かった。
 どうやらカナは、人探しをアンコの父親に頼んだようなので、再登場がありそう。

 次のパイロットはカンジ。普段は下ネタで女の子を怒らせたりしているが、いざ戦闘となると冷静な分析力を発揮してきた。そんな彼も、自分の戦闘では、こだわりから窮地に追い込まれてしまう。そこへ非情なアドバイスをするウシロ。
 決着まで描かなかったり、キリエのときは戦闘開始まで、コモのときも戦闘では決着をつけないなど、アニメと異なり原作ではあまり戦闘シーンにこだわりがなかった。カンジの場合は、戦闘を通して、心の動きを描こうとしているように思える。
 ここでは、関のかっこよさが際立つ。迷うカンジにかける言葉、そして最期の行動。アニソンを歌いながらと言うのも良いぞ。ここで「Little Bird」の歌詞を使うとは!
 ところで、あんな攻撃をしたら、ちょっとした地震くらいじゃすまないのでは?それに、アメリカ相手のグダグダより、父親を少しくらい出した方が良いと思う。

 ウシロの態度も変わり始める。アニメではキリエの戦闘から、行動に変化が現れていたが、幼い頃からの友達であるカンジの戦闘をきっかけとした方が自然だろう。
 「ウシロはあの見かけに似合わず、暴力的でキレやすい。(コダマ)」とあったが、普段は感情を表に出さない。感情的になったのは、カンジに母親のことを言われたときぐらい。それに、他の子供達もウシロを怖がる様子も無いし、マキなんかぶん殴っているので、妹以外には暴力を振るわないんだろう。カンジの言うとおり甘ったれだし、カナの方が大人だと思うね。今後、ウシロがどう変化するのか。

 マチの設定は、アニメと同じようだ。パイロットが一人足りなくなったし、どうするのか。そういえば、「彼」が契約していなかったとしたら、人数が合わない。と思っていたら、衝撃の展開!なんでだ!

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