F1 地上の夢

著者:海老沢 泰久
 ホンダが始めてF1に参戦したときから、中止、再開を経て、1986年にコンストラクターチャンピオンになるまでの話。
 F1プロジェクトが動き始めた1963年のホンダは、二輪のレースでは既にコンストラクターチャンピオンになっていたが、四輪車は1台も販売していなかった。当然のごとく、自動車製造のノウハウなどないから、技術者たちは四苦八苦する。
 やはり、故本田宗一郎氏の存在感が大きい。「ホンダ独自の技術で、最高の製品を作るんだ」という信念を、部下に文字通り叩き込んでゆく。これはレース以外でも、同じだったらしい。(空冷F1のような、とっぴなアイデアを出すこともあったようだが)

 さすがは、ホンダを一代で築き上げた男だと思った。まあ、今はこのやり方は通用しないだろうし、部下は苦労しただろうけど。
 また二人の技術者が、本田宗一郎との対立や、会社方針への不満から、1ヶ月以上も無断欠勤(別々の時期に)した話が書かれている。その後、二人ともホンダの重役になっていることも面白いと思った。

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